先日商工会青年部で第3回資質向上研修会というものがありました。
今回はコミュニケーションに関する講演という事で、
東京から講師の山本衣奈子先生をお招きしました。
職人歴の長い私はコミュニケーション能力を磨くタイミングを逃し、
コミュニケーションというものに
コンプレックスさえ感じるくらいの不器用な大人になってしまいました。
しかし、いつまでもそんな事を言ってはいられません。
弊社の家づくりをお客様に伝えることが出来なければ
会社はやっていけません。
社員に私の想いを伝えられずバラバラな事をしていては、
会社としていい仕事はできません。
そういう意味でも今回の講演は私にとっても必須のお話でした。
山本先生のお話はとても共感させられました。
ときには身体を使っての説明もあり、
わかりやすいのもあったと思います。
協調なき主張は自己満足。
大切なのは“伝える”ではなく“伝わる”こと。
伝わる3つの“S”=Straight、Simple、Smile。
そして、自分もそうなのですが、
日本人がよく使う言葉「すみません」。
これを「ありがとう」に置き換える。
人は知らず知らずに自分にとって得な習慣を身につけるそうです。
しかし、それは周りの人にとって良い事とは限りません。
私ももっと意識をし、“伝わる”努力を
していかなくてはいけないと考えさせていただいた貴重な講演でした。