アトリエ建築家とのコラボ住宅
田畑が広がり剣岳を背負う自然豊かな風景を水面と見立て、
その水面にそっと浮かぶ屋形船をイメージ。
朝霧や降り積もった雪が広がると一層イメージどおりに…
家に代表される建物は個人の所有物ですが、
景色の中に存在するそれは公共の財産だとも言えます。
だからこそ、そこに異物のように主張するのではなく、
周りにそっと溶け込み佇むような計画が望ましいと思っています。
水面に浮かんだ船は、夜になると窓から暖かい光で仄かに水面を照らして、
通りを行きかう方達にホッとする気持ちを届けてくれる事を想像しました。
シンプルな間取り、家事動線の単純化、
今後の家族の増減に対応できる間取り。
南側に建物があっても明るい室内などを念頭に計画しました。