先日、会社では自分の片腕的な存在でもある常木氏が、
会社の役員となり事実上のナンバー2となった昇進の祝いに招待されました。
常木氏とはもう20年の付き合いになるります。
思えば人生の半分以上共にしたことになります。
「腐れ縁」ていう言葉がありますが、
その域にきているのかもしれません。
ということで今回は、
高桑ハウス工業の専務となった常木氏について書いてみようと思います。
常木さんとの出会いは北陸工業専門学校に入学し、
同じクラスになったことです。
歳が一つ上の常木さんがなぜ同級生となったかはよいとして、
入学から人見知りな自分は
新しい学校生活で馴染めないでいました。
そして歳の違う常木さんもまた馴染めていないようでした。
そうして馴染めないもの同士が
いつしかつるむようになっていたのが出会いです。
それから同じ趣味であるバスケットボールのチームメイトとなり、
夏休みは大工として高桑ハウス工業で一緒にバイトもしました。
勉強、そしてお酒、色々な時間を共に過ごし学校を卒業。
そしてお互い大工として私は城端の工務店へ修業へ、
常木氏は高桑ハウス工業へと就職しました。
職場は違えど同じ大工。
今日はどんな仕事をしたか、どんな技術を学んだか。
よきライバルとしてもいい存在であったと思います。
私の知らない仕事をしていると聞いたときはすごく悔しくて、
そんな不安な気持ちを酒の場で露にしたこともありました。
このときの常木氏は、
歳は一つ上の先輩であることもあって
兄的な存在でもあり、私の目標でした。
そして大工では絶対に負けたくない、
負けてはいけないという存在でもありました。
そうして、月日がたち
私が高桑ハウス工業に戻り、
今度は同じ職場で仕事を共にすること
になったのは出会ってから5年目のことでした。
続きは次回で。