●設計士より
富山市内、立山連邦を望む土手沿いの敷地に建つ戸建て住宅。
日常の中で風景を楽しむことを大切に計画しました。
土手で遮られていた河川や富山市内、立山連峰などの景色を取り込むため、
LDKや水廻りを2階に配置。大きな窓からは風景が広がり、
四季の変化を感じながら過ごすことができます。
1階に玄関や個室をまとめ、家族それぞれの時間も大切にできるように配慮しています。
風景はそこに集う人や過ごし方によって、記憶に残るものになります。
日常の中でふと目に入る景色や、友人とのバーベキューの時間が、
特別な風景をつくっていきます。
富山には山、川、海、田園、都市と、多様な自然と風土があります。
建物をつくることは、そこに人の居場所をつくり、
風景とつながることだと私たちは考えています。
この家もまた、風景の一部となり、人と自然がつながる場所になることを願っています。